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【今更聞けない】差分バックアップと増分バックアップの違いとメリット

こんにちは、BackStore チームです。

さて今回は「今更聞けないけど気になる」シリーズ第一弾として、差分バックアップと増分バックアップの違いについて整理したいと思います。

 


その1. 差分バックアップと増分バックアップの共通点

・最初に全てのデータをバックアップする(フルバックアップ)

・その後は変更・追加のあった箇所をバックアップする


その2. 差分バックアップと増分バックアップの相違点

差分と増分で違うのは、2回目以降にバックアップするデータの量です。

差分では、初回フルバックアップから変更・追加のあった箇所を毎回バックアップします。
対して増分は、前回行われたバックアップから変更・追加のあった箇所をバックアップします。

詳しくは下記の図をご覧ください。

 

 


その3. メリット・デメリット

差分バックアップのメリット‥

差分バックアップのデメリット‥

 

増分バックアップのメリット‥

増分のバックアップのデメリット‥


その4. つまりどういうこと?

差分バックアップが望ましい場合‥

仮にテープや HDD にバックアップを取っていて、世代などを担当者が手動で管理している場合、差分バックアップの方が望ましいでしょう。増分バックアップだと、世代の管理が煩雑になる上に、1回分のバックアップが失われただけで、それ以降のデータを復元できなくなる可能性があるからです。

 

増分バックアップが望ましい場合‥

クラウドなどで自動化されたバックアップ・復元の場合、使い勝手は増分バックアップの方が優れています。1日に1回以上バックアップを取る場合も同様です。
この増分バックアップは、時間が少なく済む上に回線への圧迫も最小限に抑えられます。さらに、多くの世代を残しても容量は圧迫されません。

復元も、ユーザからすれば戻したい時点の日付を選択するだけなので、簡単です。


その5. BackStore は?

増分バックアップです。

BackStore はブロックレベルで前回からの変更・追加を検知し、バックアップします(重複排除)。
(エクセルのセルを1つ変更したとしたら、バックアップされるのはそのセル1つだけ、というイメージです)
またプランによっては、機器をまたいで重複排除を行います。社員100人が同じファイルを持っていたとしても、バックアップされるのはそのうちの1つだけです。

転送される容量が最小限=回線に負荷がかからないため、バックアップのために専用回線を引く必要などはありません。

またクラウドバックアップのため、復元は戻したい日付を選択するだけです。
データブロックが欠けてしまうということもありません。


その6. 最後に

増分と差分、どちらがより優れている、というものではありません。
何をバックアップしたいのか?どのようなバックアップを用いているのか?など、要件によって変わってきます。

自社に最適なバックアップをお選びください!

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