バックアップの世代管理

 

こんにちは、BackStore です。
今回はバックアップの世代管理について、解説いたします。

その1. 世代管理とは?

言わずもがなですが、言ってしまえば、「最新以外のバックアップデータを保持すること」です。1日1回バックアップを取っていて「3世代保存してます」といった場合、3日前のデータに戻れます。

これは、上書きをしてしまった場合などに便利です。さらに、昨今流行りのランサムウェア対策にも欠かせません。世代管理をしない場合、つまり1世代しか残さない場合、暗号化されたファイルをうっかりバックアップしてしまえば、もう身代金を支払う以外に健全なファイルを取り戻す術がなくなってしまうからです。


その2. BackStore の世代管理について

BackStore の考え方は、従来のものと異なります。冒頭で「世代数無制限」と書きましたが、やたらに世代数を残すわけではありません。「直近の世代ほど細かく残す」設計になっています。


その3. BackStore の世代管理について

従来のバックアップは「1日に何回バックアップをとる」という回数を設定する方法でした。BackStore は違います。最小 1 分毎から、最長1日毎と、間隔でバックアップを取得します。

世代の残し方も、間隔で残します。世代数を指定して残すわけではありません。

例えば、1時間に1回バックアップしているとします。そして1週間は、そのデータをすべて残します。ただし、それ以降は1週間に1世代のみを残します。さらに、3か月より前の世代は、残さないか、あるいは1月に1世代などにします。

上記のような設計になっているのは、「ユーザにとっては最新のデータこそが一番重要である」という思想があるからです。


その4. 無制限でクラウドの容量は大丈夫?

大丈夫です。BackStore はブロックレベルで重複排除を行うため、1GB のファイルをバックアップしていたとしても、変更されたブロックが 1KB なら、1KB しかバックアップされません。

ただし、重複排除も圧縮もファイルの種類に左右されます。最適な世代の残し方、バックアップ頻度がわからない場合は、弊社までお問い合わせください。
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