世代管理

世代管理とは

バックアップにおいては、最新のものだけでなく、その前にバックアップしたデータも保存することです。1日1回バックアップを取っている環境で「3世代保存」といえば、3日前のデータにまで遡ることができます。昨今では特にランサムウェア対策として、複数の世代を保存することが求められています。

CrashPlan の世代管理

CrashPlan は、保存可能な世代数に制限を設けていません。ブロック単位で重複排除を行うため、1世代あたりの容量は最小限となります。そのため、複数の世代を保存してもクラウド容量を圧迫しません。

また、すべての世代を平等に残すのではなく、直近のデータほど細かく保存する設定となっています。15分前、30分前のデータの方が1年前のデータよりもユーザにとっては重要であるという思想のもと設計されているからです。

保存する世代数と重複排除

重複排除バックアップの場合の世代管理(モバイル用)

従来のバックアップでは、1世代ごとにフルバックアップを行っていました。そのため、100GB のファイルをバックアップ対象とし、3世代保存したい場合、保存容量は 300GB 用意しなくてはなりませんでした。

CrashPlan は変更のあったブロックのみをバックアップします。100GB バックアップしていたとしても、変更のあった箇所が1GBであれば、1GBしかバックアップしません。加えて圧縮機能も備えているため、効率的に複数の世代を保存することが可能です。

CrashPlan のバックアップについて、詳細は「バックアップの仕組み」をご参照ください。

直近のデータを優先する

CrashPlan の世代管理

従来の世代管理では、一定期間ごとに保存する世代の数を指定していました。CrashPlanでは、直近のデータほどこまかく保存します。従来型の方法と比べて、重要なデータを無駄なくバックアップすることができます。

例えば、1時間に1回バックアップしている場合、1週間はそのデータをすべて残し、それ以降は1週間に1世代のみを残し、さらに3か月より前の世代は 1カ月に1世代のみ残す、という設定が可能です。